【新型トヨタ『カムリ』】ワールドセダンとして……どういうこと?

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『カムリ』といえば、いまや北米で4年連続ベストセラーの座を占め、世界100カ国あまりで年間約55万台が売られているという、トヨタにとって『カローラ』と並ぶ「ワールドセダン」である。

今回の新型も、年間販売目標は全世界で60万台となっており、そのうち約40万台が北米市場で売られ、残りがオーストラリア、ASEAN諸国、中近東、中南米、ヨーロッパなどで販売されるという。そのような「ワールドセダン」とは、トヨタにとってどのようなクルマであるべきなのか。

「やはり第一にパッケージを重視するということですね。最近のトヨタのセダンは、すべてこの方針を重視しています。室内を広く、快適にすることで、RVに流れていったお客様に、ふたたび゛セダンのよさ"を感じていただきたいと思っています」と、トヨタ自動車第2開発センター第2車両実験部第2商品実験部の平野宏彦さんは答える。

「セダンのよさ」という考え方を、もう少し具体的に説明してもらうと、「静粛性の高さ、そして安心して乗れる快適な空間がある、ということ」とのことだった。

ちなみにカムリは1978年に『セリカ・カムリ』の名で、後輪駆動のスポーティなセダンとして初代が登場。82年に登場した2代目でFF化され、兄弟車『ビスタ』とともにパッケージを重視したセダンとして再登場した。この2代目から海外輸出が始まり、91年に登場した4代目から、ワイドボディー版が北米で本格的に販売されるようになった。そして5代目、つまり先代モデルでは北米市場のベストセラーの座を占めることなり、今回の6代目から世界同一ボディで発売されることとなったという経緯がある。

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