春のジュネーブショーで予告コンセプトカーを展示し、本国では発表されていたマセラティ『3200GTスパイダー』だが、国際披露は今回のフランクフルトショーが初めてとなる。ショーのテーマの「魅惑」(Fascination)とはこんなクルマだろう。
マセラティ社をコントロールするフェラーリのモンテゼモロ社長も顔を見せ、力の入ったプレゼンテーションを行なっていた(もっともモンテゼモロ社長はフットワークのいい人みたいだが)。それに比例して会場での人気も高かった。
いっぽうフェラーリではニューモデルはないが、今回はドイツ人ドライバー、M. シューマッハがF1チャンピオンになったこともあり、ひときわにぎわっていた。