フォードでは次世代のより安全なシートベルトの開発を行っているが、それはエアバッグのようにショルダーストラップの部分が膨らむタイプのシートベルトなのだという。
フォードのセーフティ・リサーチ・センターのエンジニアによると、このベルトは衝撃に反応して膨張し、肩から上半身全体をシートベルトの圧迫による負傷から守るという。現在シートベルトは大体5センチ幅だが、この新型のエアバッグ内臓タイプでも幅は6センチ程度におさえられる。またわずか1センチでも幅が広いことで衝撃の吸収度は高まり、それが膨張することでより体への負担が少なくなる。
現在はまだ開発試験中だが、近い将来製品化したい、とフォードでは考えているようだ。