日産自動車は31日、北米向けモデル『アルティマ』の2002年型の発売を開始したと発表した。エンジン排気量を2.5、3.5リットルに拡大するなどサイズアップし商品力を高め年間19万台の販売を目指す。
新型アルティマは旧モデルに比べ車両サイズを拡大するとともに、エンジン排気量をこれまでの2.4リットルから2.5リットルにアップした。またV型6気筒3.5リットルも新たにラインアップした。年間販売目標は2000年実績の13万7000台に対し4割増。車両サイズ、排気量ともに拡充し、大型化する北米セダン市場での巻き返しを狙う。2.5リットルエンジン搭載車は最新型の直列4気筒エンジン「QR25DE」を搭載し米カリフォルニア州が認定する「超低排出ガス車(ULEV)」に適合した。
メーカー希望小売価格は最量販タイプの「2.5S」が1万8849ドル(約240万円)と旧モデルに比べ334ドルの値上げに抑えた。