厚生労働省の福岡労働局は26日、西鉄グループのバスに事故が連続して起こった問題で、早ければ来週半ばまでに西鉄側からバス運転手の勤務状況についての聴取を行う方針。この問題について国の機関が動くのは国土交通省に続いて2例目。
同労働局ではバス事業担当部門や、労務部門関係者などを呼び、系列子会社を含めた形で労働実態や、安全教育が徹底されているかなどを調査。来週半ばまでに全ての調査を終えたいとしている。
バスの運転手の勤務条件については、厚生労働大臣告示によって1日あたりの拘束は13時間。勤務明けから次の勤務入りまでの最低間隔8時間という基準が定められている。