シトロエンの総輸入元の新西武自動車販売は、最新モデルのシトロエン『C5』の2車種を25日から発売した。
C5は2000年パリ・サロンで発表された新世代アッパーミドルサルーンで、シトロエン独創の油圧制御サスペンション技術を進化させたハイドラクティブIIIサスペンションを採用した。このサスはブレーキ、ステアリングから完全に独立させたシンプルな油圧回路をもち、電子化によって車速や路面状況に応じて車高を自動制御できる。
また、クラス最大級の居住空間を確保、安全面でもEBD付き4W-ABSやブレーキアシスタンスシステム、エクスクルーシブにはASRやESPを標準装備して安全性能を高めた。
2.0リッターDOHC16バルブエンジンを搭載した『2.0』とV6・3.0リッターDOHC24バルブエンジンを搭載した『V6エクスクルーシブ』の2車種を設定した。両エンジンともにシーケンシャルモード付電子制御4速ATを装備する。
価格は「2.0」が316万円、「V6エクスクルーシブ」が422万円。年内の販売目標は600台で、9月にはワゴンモデルの『ブレーク2.0』も追加発売する。