トヨタの斎藤副社長は23日、都内で会見を行い、追加リコールの可能性が指摘されているファイアストン社製タイヤについて、これまでどおり採用していくという。
トヨタでは北米市場で販売する『4ランナー』(日本名『ハイラックスサーフ』)、『ランドクルーザー』、『タンドラ』などでファイアストン社製タイヤ『ウィルダネスAT』を新車装着用として使用している。斎藤副社長は「耐久性などを含めた独自の見直し調査を行った結果、品質にや耐久性は特に問題ないことが判明した。したがってファイアストン製タイヤを変えるつもりはない」と語り、今後も採用を続けることを表明した。
欧米の自動車メーカーはファイアストン・タイヤの採用中止を決めるところが多いが、トヨタは冷静な態度。