ファイアストンは9日に会見を開き、ジョン・ランピCEOが改めてイリノイ州ディケーター工場の閉鎖を表明するとともに、今後は連邦政府などと共同で解雇される従業員の再就職先探しを支援するという方針を明らかにした。
この会見でランピCEOは、イリノイ州知事と会談したことを明らかにし、アイオワ州デイモン工場に異動する従業員を除いては州内に留まり、新たな職場で就労する可能性が高いことや、解雇が予定されている1500人の一部はイリノイ州での年金受給資格があることを説明したという。
景気低迷中のアメリカで1500人もの大量雇用は困難な状況ともいえるが、ファイアストンでは連邦政府や地域と共同で職探しを行っていくとしている。