北米日産は23日、今年9月から北米市場で販売を開始する新型の4ドアセダン『アルティマ』に標準装着するタイヤについて、これをファイアストン製からグッドイヤー製に改めるという方針を明らかにした。
同社はフルモデルチェンジしたアルティマ2002年モデルに、ファイアストン社製のタイヤを採用する予定で調達準備を進めてきた。しかし、フォードとの確執による取引停止問題が浮上したため、顧客に無用な心配を抱かせたくないとの判断からこれを中止。代わってグッドイヤー製タイヤの採用を決めた。
同社では他にライトトラックの『フロンティア』でファイアストン社製タイヤ『ウィルダネス』を採用しているが、こちらの装着は今後も続けられる。しかし、顧客からのリクエストがあれば、オプション扱いで他社のものに換えることもできるようにするという。