スズキは14日、子会社のスズキ不動産が所有する静岡県引佐町のゴルフ場で温泉を掘り当てたことを明らかにした。同社では社員用の研修施設の浴場と、ゴルフ場のクラブハウスの浴場に温泉を引き込むという。
温泉が湧き出たのは、スズキ不動産が所有している『いなさゴルフ倶楽部浜松コース』の7番ホール付近。「温泉が湧出する可能性がある」とされ、かねてからスズキが掘削作業を進めていたもの。湯温30度で毎分30リットルの噴出量があり、すでに源泉登録も行っている。
スズキではこの温泉を隣接する社員向けの研修センターの浴場に引き込むとともに、センターの浴場が使われない昼間には、ゴルフ場のクラブハウスで利用し、プレイ後に温泉でゆっくり汗を流せるゴルフ場として利用者へのサービス向上を図る。