三菱オーストラリアは14日、ステーションワゴンの『マグナ/ヴェラダ』の燃料ポンプ配線に不具合があったとして、1996年11月から2000年5月までに生産した1万8817台について、リコール(回収・無償修理)を行う方針を明らかにした。
このクルマは同社のアデレード工場で製造されたもので、一部は『ディアマンテワゴン』の名称で日本にも輸入されている。ただし、日本への輸入分については今回の発表より一足早く、9日にリコールの届け出が国土交通省になされている。
トラブルの要因は全く同じで、燃料ポンプ配線と車体部品のすき間不足から、最悪の場合は配線が短絡し、エンジンが停止するおそれがあるというもの。