スズキは6日、国内で販売する小型車向けの広告スローガン「Make it Unique!(メイク・イット・ユニーク)」を決め、発表した。同社が小型車専用のスローガンを決めるのは今回が初めてで、今後これを宣伝で積極的に活用していく。
同社は昨年4月に小型車販売用の新チャネル「スズキ アリーナ店」を稼動させ、12月からは専用デザインのエンブレムを採用するなど、軽自動車とは切り離す戦略を取っている。小型車ラインナップも徐々に拡大。今年に入ってからは『エリオ』を投入し、激戦となっている小型車戦線に殴りこみをかけている。
新スローガンの意味はメーカー側視点とユーザー側視点の2つにわかれており、前者は“Make”を「つくる」、“It”を「クルマ」と解釈。「ユニークなクルマをつくっていこう。」という意味として、「他にないスズキらしい独自のクルマをつくっていきます」と表明するものだとしている。
また、後者では“Make it”を、本来の「〜しよう」として、「ユニークにいこうよ!」と呼びかける意味合いがあるとしている。