『pen』4月15日号
税込み価格700円 発行:TBSブリタニカ
今年1月に発表された3代目にあたる日産『プリメーラ』と、1990年2月に発表された初代『プリメーラ』を比較する。欧州専用車として開発された初代と大きく変わった3代目をヨーロッパ的視点から比べている。
初代プリメーラはパッケージングを重視し、「日本車で常識だったメッキパーツもほとんどなく」「カップホルダーを廃して」「パワーウィンドースイッチをセンターコンソールに集中して配置」するなど徹底したヨーロッパ車ぶりで「日産製ドイツ車」というべき仕上がりだった。
「デザインも内容もほぼキープ・コンセプトの2代目を経て」進化した3代目はボディサイズもスタイリングも大きく変わっている。しかしヨーロッパ的視点から見たときには「これはまったくの正常進化」だという。その理由を細部に渡って比較・検証している。