3月12日の深夜、大阪で路上に止めていた『スカイラインGT-R』が盗難にあったものの、GPS連動の盗難防止装置が功を奏し、クルマを発見するとともに犯人逮捕にも貢献していたことが明らかになった。クルマの持ち主はセフティコーポレーションのGPS連動盗難車追跡システム『AVLシステム』に加入していたという。
これは日刊自動車新聞が報じたもの。盗難に気がついた持ち主は同社に連絡。同社ではGPSの情報によって盗まれた車両が大阪市内の国道を走行していることを把握。警察に連絡して追跡を依頼し、車両を発見したというパトカーの連絡を受け、エンジンを強制停止させる遠隔操作を行ってクルマを止めた。運転していた犯人はその場で逮捕されている。
この盗難防止システムは専用の通信端末を内蔵しており、センターから「ハザード点滅」、「ホーン吹鳴」、「エンジン強制停止」などのコントロールができる。いきなりエンジンが止まったり、ホーンが鳴り響けば犯人もビックリするわけで、ある意味では非常に効果的なアイテムと言えるだろう。加入費は17万8000円+設置料だが、日本でも高級車には必須のアイテムとなってきた感がある。