トヨタが住宅事業へ本格参入、ニュータウン建設

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トヨタが住宅事業へ本格参入、ニュータウン建設
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トヨタ自動車は住宅事業を強化するため、愛知県安城市で大規模な宅地開発を手掛ける方針を明らかにした。

同社では昨年からマンション事業にも参入し、第一弾となった「セルシオシティ鳴海(名古屋市緑区)」は発売から2日間で全53戸を完売している。また、森ビルと共同で名古屋市千種区のサッポロビール名古屋工場跡地開発に参加を表明。実際の開発業者は入札によって決定するが、トヨタ・森ビル連合はマンションと事務所棟、商業施設を組み合わせた複合開発を提案しており、開発業者の有力候補の一角を担っている。

今回、同社が開発を表明した安城市内の宅地は、名鉄碧海桜井駅周辺にある93ヘクタールの土地に、マンションと一戸建てをあわせて3500戸規模の住宅地を整備するというもの。また、これ以外にも同県幸田町と三好町にも土地を確保しており、住宅事業への参入はまだまだ続いていきそうだ。

《石田真一》

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