低公害というのを無視するのはなぜ? ガイアックスが環境省に噛みつく

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「ガイアックスは低公害燃料では無い」との調査結果を発表した環境省に対して、ガイアックスを販売するガイアエナジー社は、公開質問状を提出したことが明らかになった。

環境省の調査では、ガイアックスを使用した場合、COやHCの排出量はガソリンよりも少なくなるものの、NOx排出量は逆に多かったとの調査結果をまとめ、結果として「ガイアックスは低公害燃料では無い」との見解をまとめた。

これに対してガイアエナジーでは「ガソリンに効果のある触媒を使用したので、NOx排出量が増えた」と説明、同時に「触媒の浄化能力は通常2年で低下するが、試験車両には能力が低下する前のもので実験しており、不公平」としている。また、総合評価ではガソリンよりもガイアックスの方が低公害燃料なはずなのに何故この点に触れないのかとの疑問を呈した。環境省対ガイアエナジーの熱い闘いが展開されそうだ。

《レスポンス編集部》

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