ブッシュ政権、最初のターゲットは自動車摩擦解消?

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ブッシュ新政権のゼーリックUSTR代表は、2001年通商政策課題についての公聴会で「日本や韓国の自動車と自動車部品市場を米国業界のために開放させることが重要になる」との見方を示した。

日米自動車協議が昨年末、両者が合意することなく期限切れとなったが、その後の米国経済の失速の中で、北米市場での日本メーカーのシェアアップが問題視されている。ダイムラークライスラーのクライスラー部門や、GMの大幅なリストラが発表されているほか、国内ではサターンの日本市場撤退などで、改めて市場の閉鎖性が指摘されている。

日米自動車貿易摩擦問題が再びクローズアップされるのは確実で、今回のゼーリックの発言は、日本に対して市場開放を求める第一歩と言えそうだ。

《レスポンス編集部》

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