アメリカでも放映され大人気の日本製アニメ、『スピードレーサー』(邦題『マッハゴーゴーゴー』)の“レプリカ”が、14日から開催されるサンディエゴ・オートショーに展示されることになった。
このレプリカは『マッハ5』と名付けられたもので、昨年チャリティ目的で1台が製作されて話題を呼んだ。ショーの会場にはスピードレーサーの吹き替え俳優であるペーター・フェルナンデスも登場する。マッハ5はスピードレーサー・オートワークスが225万ドル(2億6000万円)もの権利金を支払って製作したプロトタイプなのだが、発表直後から「買いたい」という申し込みが殺到したという。
この反響からマッハ号の市販バージョンが作られることになり、特に最初の100台は「マッハ5サインシリーズ」と名付けられ、フェルナンデスのサインが入った特別バージョン。価格はなんと7万3500ドル(850万円)だ。サンディエゴ・オートショーではこの100台の特別バージョンの申し込みができるというので話題騒然。
ちなみに最初にプロトタイプとして作られたものはロサンゼルスのピーターセン・オートモティブ・ミュージアムの創設者、ロバート・ピーターセンが18万ドル(2000万円)で購入している。