ドイツBMWは、水素燃料とガソリン燃料のハイブリッドカーを日本に輸入して、5月にも国内の走行実験を行う計画であることが明らかになった。
BMWのハイブリッドカーは『7シリーズ』を改造したもので、BMW本社のあるミュンヘンで実走行を行なっている。このうちの10台を日本に輸入、「走行環境が最も苛酷」と言われる日本で走行実験を展開する。BMWでは、次期ガソリン代替燃料として水素エンジンを最有力候補にしており、燃料電池の開発でも水素燃料から電力を抽出する方式の開発にしぼっている。
欧州でもハイブリッドカー『プリウス』は注目されており、BMWは逆にプリウスの本場である日本に上陸、敵陣に乗り込んでBMWのハイブリッドカーをアピールする計画のようだ。