6日に開催された「マツダ未来」プレゼンテーションでは近未来のマツダ車を媒体に見せてくれた(発表前なので写真は禁止)。マツダは2003年までに4種類の新型プラットフォームを開発、それをベースに量産車を発売する。新型車を解説したのは商品戦略・デザイン・商品開発担当常務取締役フィリップ・マーテンス。
最初に紹介されたのが「グローバル・ミッドサイズ」。4ドアセダン、5ドアハッチバック、ワゴンの3車種があり、エンジンは1.8、2.0、2.3リットルの直4ガソリン、北米向けには3.0リットルV6も設定される。ディーゼルも排気量不明だが用意される。
次期『カペラ』(欧州『626』)にあたるモデルだ。デザインは現行カペラの正常進化。展示車両の塗装が赤だったせいか、ボルボ『40』シリーズやアウディを連想させたが、けっして類似デザインというわけではない。エクステリアでは、86年デビューの5代目カペラに通じるスマートなラインの構成が非常に好ましい。インテリアも端正で上質なデザインだ。