『AERA』2月5日号
税込み価格360円 発行:朝日新聞社
今週号の『AERA(アエラ)』では、企業で団塊はずしが始まったとリポートする。団塊世代は1947年から49年生まれの50代前半だ。その実例をいくつかあげているが、自動車メーカーでの例に分量を多く割いている。
まず日産のゴーン社長(46歳)が行なったことは団塊はずしだという。リバイバルプランは日産の若手社員にもともとあったもので、実行したのも若手社員。auto-ASCIIの取材でも、ゴーン以前から現場レベルで改革が始まっていたことがわかる。
またトヨタの『bB』の開発は団塊はずしを体現したクルマだ。年長の社員からデザインを批判する声が上がったが、奥田碩会長(68歳)が「われわれのような世代が評論すべきクルマではない」と言ったのは、すでに有名な話。
マツダではまもなく早期退職者を募集するが、退職にあたっての待遇がもっとも手厚いのが団塊世代だという。つまり「一番辞めて欲しい」ということ。企業トップは現在の60代から50代を飛び越えて40代に移る、と『AERA』はリポートしている。頑張れ40代!!