三菱自動車工業は23日、大型バスの三菱ふそう『エアロスター』のCNG仕様車のエンジンの不具合があったとして、国土交通省にリコールの届け出を行った。対象となるのは1998年10月から2000年12月までに生産された37台。
対象の車両には、燃料ガスの流量を制御しているバルブの電子制御基板に、はんだ付け不良のものがあり、使用し続けると基板が割れ、最悪の場合エンジンが停止し、再始動できなくなる恐れがある。
このトラブルは昨年の夏に発覚したクレーム隠しで発覚したが、原因の究明に時間が掛かり、対策の届け出が大幅にずれ込んだ。