ディーゼルNO運動の影響が出た? 貨物車の走行距離

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国土交通省は、1999年度(平成11年度)の新・道路交通センサスの一般交通量の調査結果の速報を発表した。

道路交通センサスは、道路と道路交通の実態を把握するため、1928年(昭和3年)から全国道路交通情勢調査として開始した。その後、社会情勢の変化で、道路に対して多様なニーズが求められていることから、1999年度に「道路の多面的な使われ方」や「暮らしと道路の関係」を把握できるよう大幅な調査内容の見直しを行い、「新・道路交通センサス」として新たに衣替えして調査を実施した。

この結果、自動車走行台キロは、1997年度から1999年度の年平均伸長率は1.4%で、1994〜1997年の伸び率2.8%に比べると鈍化した。車種別に見ると乗用車が4.8%で、前回の4.6%から増加した。しかし、貨物車がマイナス3.6%となり、前回の0.6%からマイナスに転じた。平均交通量は貨物車の割合が1997年度の41.7%から37.7%に低下した。

貨物車はディーゼル車がほとんどで、排ガスが社会問題となっているが、貨物車の交通量は急速に減少している。

《レスポンス編集部》

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