日本自動車輸入組合(JAIA)は、2001年の輸入車販売予測を前年比0.5%増の29万5000千台に設定した。国内経済や個人消費の緩やかな回復が続くことを前提に、韓国車の新規参入やメルセデスベンツ『Cクラス』などの新型車効果で3年連続の増加を見込む。
2000年の販売見通しは前年比0.6%増の28万台。ただ、統計には日系メーカーの海外生産車も含まれており、外国車だけでは26万台(前年比10%増)と高い伸び率だ。台数ベースの統計に寄与しているのはフォード『フォーカス』やプジョー『206』などの小型車だ。