ビー・エム・ダブリューは、BMW『R1100R』の緩衝装置に不具合があったとして、運輸大臣にリコールを届け出た。対象となるのは1998年7月16日から10月26日までに輸入した153台。
対象のバイクでは、緩衝装置において、前輪ストラットのスプリング下部の保持部に溶接不良のものがあるため、そのままの状態で使用を続けると、当該保持部の溶接部がストラットから外れ、最悪の場合、ハンドルが急激に下がるとともに、衝撃を吸収しなくなることから、操縦安定性能が損なわれるおそれがある。
不具合は無しで、発見は市場からのクレーム情報による。