マツダは11日、2001年6月から中国で乗用車の生産を行う方針を明らかにした。生産されるのはミニバンの『プレマシー』で、日本メーカーが中国でミニバンを生産するのは今回が初めてのケースとなる。
これはマツダのマーク・フィールズ社長が都内で会見し、明らかにしたもので、中国海南省にある自動車メーカー「一汽海南汽車」に対して技術を供与した上で、現地での生産を委託する。技術供与が終わるまでの期間は、マツダの国内工場から部品を輸出し、現地でノックダウン生産を行うが、2004年までには完全に委託し、年間2万台規模で生産する予定。
販売については、中国の大都市圏を中心に行い、ディーラー網の整備も計画しているという。