国会議員にとって国民の健康よりも大事なモノは?

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自民党は22日、東京都・永田町の党本部で「自動車排出ガス対策新技術の展示・実演会」を開催した。最新のDPFなどを展示、ディーゼル排ガス対策を自民党国会議員に強くアピールするのを狙ったもの。

展示・実演会は、党のディーゼル車排ガス対策プロジェクトチームが主催した。いすゞやエンゲルハード、ジョンソン・マッセイなどのDPFを展示したほか、日産ディーゼルのCNGハイブリッド・ノンステップバスや、三菱のCNGトラック。エス・アンド・エスエンジニアリングの水エマルジョン燃料式排出ガス低減装置などが展示された。

こうした展示会を党本部で開催するのは初めてだが、集まったのは運輸、環境、通産などの省庁の役人や業界関係者ばかりで、肝心な議員は少なかった。亀井静香政調会長も一瞬出てきて、ディーゼル車の意味も分かっていない挨拶をしたが、展示品を見ることもなく去った。

森首相は当面の政局を何とか乗り切ったが党内は不安定なままで、議員は派閥や地元での選挙対策に右往左往しており、まさに健康被害があろうがディーゼル車どころでないといった感じも。展示会を主催した亀井善之プロジェクトチーム座長が、実は加藤派だったことも興味を失わせたことに影響したのではと分析する声も。

《レスポンス編集部》

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