2002年にF1参戦するトヨタでのテストに専念するため、ミカ・サロが正式にザウバーを離れた。ザウバ−との1年を振り返って、サロはチームのスケールの小ささが競争力の低さにつながっていると指摘した。
「チームは小規模すぎるから、もっともっと成長しなければならない。スタッフの数も全然足りていないし、今のところ正式なテストドライバーさえいない。僕たちはできる限りのテストをした。でもテストしなければならない部分は他にも山ほどある。問題はチームに資金も人手も不足しているということだと思う」
「でも、こんなことを言うのも僕がザウバ−ですごした一年がすごく楽しかったからし、僕が在籍したことが少しでもチームの役に立ってほしいと願っているからなんだ」と、ザウバ−のこれからの発展を期待していた。