日産ディーゼル工業は、中〜大型トラック『コンドル』の燃料装置(燃料パイプ)に不具合があったとして、運輸大臣にリコールを届け出た。対象となるのは1999年3月18日から2000年10月19日までに生産した6853台。
これらのクルマでは、燃料装置において、燃料供給ポンプと燃料フィルタ間の燃料パイプの固定クランプの位置及び燃料噴射ポンプの取付金具の取付方法が不適切なため、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、原動機の振動により、燃料パイプに亀裂が発生し、燃料が漏れるおそれがある。
不具合件数は5件で、発見は販売会社からの情報による。