『Pu3コミューター』は車椅子ばかりに目がいってしまうが、実はこのシートの機能には我々の生活をもっと便利にする可能性を秘めている。というのも、他にもこの脱着機能を生かした計画があるという情報を入手したのだ!そのひとつが車椅子の横に展示されていたチャイルドシートである。それはそのままベビーカーになってしまうのだ。そして今回展示されていないが、これと同じ考え方でショッピングカートも製作されているという。 ベビーカーもショッピングカートもそのままクルマに持って行けるこの機能は、特に女性にとっては非常に便利なものとなるだろう。また今回、車椅子乗降用としてスライドドアを採用しているが、これも一般ユーザーにとって便利な機能といえる。Pu3コミューターは前回、内燃エンジンとEV、それらのハイブリッドの3種類のパワーユニットが選べることが特徴であった。“2000年型”ではさらにシートが選択でき、ユーザーの声をより反映できるクルマとなった。一見福祉車両として開発されたような2000年型Pu3コミューターだが、意外に未来のコミューターの本筋かも知れない。
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