『週刊朝日』10月20日号 税込み価格300円 発行:朝日新聞社
パリ・サロンのプレス・デイには各メーカーがランチを用意する。今週号では、それらのランチを比較するという、ちょっと変わったパリ・サロンのリポートを掲載する。
ルノーではフレンチ・プレートとジャパニーズ・プレートの2種類が用意されていたという。これも日産の影響か?フレンチ・プレートにはフォアグラ、鴨の胸腺肉、マッシュルームにメロン、チーズというもの。ジャパニーズ・プレートにはやはりお寿司があったというが、お箸はなかったらしい。ちゃんと食前酒も出てくるというきちんとしたレストランのようだったとか。
フィアットは立食スタイルで、ペンネに2種類用意されたクリームソースを付けて食べるもの。これが行列ができるほどの人気であったという。サーブは魚介類でまとめたスウェーデン料理、セアトはパエリヤなどのスペイン料理とそれぞれ各国の料理を取り揃えていたようだ。
最もすごいのはフォルクスワーゲンだ。ピエヒ会長が直接依頼したという、VIPに料理を出したことのある『CCC』という称号を持つシェフが腕を振るう。ちなみにその傘下のロールスロイスは一口大のサンドウィッチという素っ気無いものだったという。