日産自動車は3日、新型車『ブルーバード・シルフィ』の発売後1カ月の受注が、当初の月間目標(3000台)の3倍近くにあたる8500台になったと発表した。受注の6割が55歳以上の熟年層ということで、やはりセダンに愛着のある年代から受け入れられたといえそう。
カルロス・ゴーン社長が「私が日産に来る前から開発が始まっていた車」と、この車の売れ行きは自分の関心外とも受け取れる発言をしていた8月の発表会。それだけに、日産マンの期待も並みではなかったよう。上々の滑り出しに日産関係者も「とにかくほっとしている」と胸をなでおろしている。