日商岩井は、故障や事故で自走できなくなった自動車を救援するロードサービスに参入すると発表した。日本自動車連盟(JAF)の独壇場となっているロードサービスは、外資系損害保険会社や輸入事業者、整備工場の団体の一部で付帯サービスとして実施しているが、一般ユーザーを対象に単独事業として実施するのは珍しい。JAFにとっては大きな驚異となりそうだ。
日商岩井では、会員制のロードサービス会社のシー・ライフクラブと提携してロードサービスを展開する。10月からインターネットなどを利用して会員を募集する。年会費はJAFの半額の2000円に設定し、会員獲得を目指す。ロードサービスにもついに価格競争時代に突入する。