アウディの新型コンセプトカー『ローゼマイヤー』は、やはりその官能的なスタイリングでセンセーションを巻き起こした『アブス』ショーカー(1992)と同じような、デザイン開発プロセスを踏んだ。
つまりタイムレスな姿を最新生産技術で具現化し、さらにその姿は次世代アウディ量産車に影響を与えるというもの。アウディの前身、アウトウニオンのタイプ52(1939)の流線形に影響を受けたローゼマイヤーは、インゴルシュタットのデザインと技術力のショーケースということができる。
しかしながらアウディに近い筋によるとローゼマイヤーは、メルセデス・ベンツ『SLR』やBMW『Z8』に対抗してアウデイが計画している高級クーペの前触れだという!