トヨタ系の自動車部品メーカーである「アイシン精機」と「豊田自動織機」は、アメリカのGMと部品供給に関する受注契約を結んだと発表した。
アイシン精機はGMに対して、可変吸気バルブシステム(VVT-i)を、年間200万基の規模で受注した。当面は愛知県の西尾工場の生産量を拡大し、2005年までに年産400万基に引き上げる。また、豊田自動織機はGMや、ダイムラー・クライスラーと、カーエアコン用コンプレッサーの納入で合意している。
トヨタは系列部品メーカーが開発・製造したパーツについて、自社の商品開発に支障のないかぎりは他のメーカーにも積極的に売り込んでいくとしている。