軽乗用車の売れ行きが相変わらず順調だ。7月も7カ月連続で去年の同じ月の実績を上回り、マイナスとなった小型車をしり目に快走を続けている状況。こうなると、軽自動車に対する税金面の優遇問題がまたまた自動車業界内の話題となりそうだ。
しかし、軽乗用車の好調の理由の一つは、軽ワゴン車の売れ行きが伸びていることによって商用車の需要の一部を食っていること、というのが業界団体の説明。
実際、商用車の方はマイナス続きで、軽全体でも減少している。軽メーカーは他メーカーに恨まれるほどの絶好調、というわけではなそうだ。