『経済界』 7月25日号 定価600円 発行:経済界
来年から本格的に日本での販売を始める『ヒュンダイ自動車』が投入する3車種は、ライバルとなる日本車に比べると相当安くなるようだ。ヒュンダイが日本に投入するミニバンタイプの『トラジェ』(2.0〜2.7リットル)は現地での販売価格が150万円〜222万円。ライバルと想定される『オデッセイ』より70万円近く安い。
4ドアセダン『エラントラ』(1.8〜2.0リットル)も81万4000円〜105万円(1.5リットルのみ)で、SUVの『サンタフェ』も177万円〜189万円(2.7リットルのみ)で販売している。どれも日本のライバルとなるであろう『プリメーラ』や『パジェロ』に比べて30%〜40%安い。ただ日本向けにカーナビや電動ミラー、オーディオ、タイヤなどの仕様をアップするため、このままの値段と言うわけにはいかないが、それでも充分競争力があるのでは?