WRCで5年連続のチャンピオンを狙うトミー・マキネン(三菱自動車)が、ニュージーランド・ラリーに先駆けテストのため母国フィンランドへ帰国した。「前の晩は興奮して寝られなかったよ」とマキネンはいう。
マキネンはテストの合間にフィンランド空軍の戦闘機『F18ホーネット』に乗ったのだ。故郷のユバスキラ周辺を約20分間フライトしたが、途中でマキネン自身も操縦桿を握り、なんと360度のループターンまでやってのけた。
「パワーやエンジン吹け上がりの感覚はファンタスティックだ。もしラリードライバーでなかったらパイロットを目指したかもね」とマキネンは語っている。