トヨタ系の部品メーカーであるアラコは、6月1日から一人乗りの電気自動車『エブリデーコムス』の発売を開始する。
エブリデーコムスは、ホイール内に小型モーターを配置し、車体を樹脂製にするなど小型軽量化を徹底追及し、走行1kmあたりの消費電力コストを1円に抑えた。バッテリーへの充電は家庭用電源がそのまま利用できる。
登録上は原動機付き自転車だが、運転には普通免許が必要となる。価格はベーシックタイプが68万5000円だが、国からの補助金が出るので、実際の購入金額は多少安めになる見込みだ。
アラコでは宅配サービス会社や、テーマパーク向けに売りこんでいくが、一般家庭向けにも宣伝の幅を広げていきたいとしている。