タイアメーカーのコンチネンタルと兄弟会社のコンチネンタル・ティーブスは、クルマの動力特性のアクティブ・コントロールについて共同研究を進めている。タイアウォ−ル(側面)への荷重をセンサ−で感知し、クルマの各機能を制御する仕組みだ。
ホイ−ルスピンが始まる直前の状態も含めて、クルマへの荷重はタイアでいちばん最初に感知されるというのが発想の原点だ。そこで車両がコントロ−ルを失う前に電子的に操縦を制御しようというもの。
おそらくフォードグループがこの機能を最初に商品化するだろう。そのクルマは2003年発表予定の次期ジャガー『XJ8』だ。