トヨタ自動車は、『タウンエースバン/ライトエースバン』、『タウンエースノア/ライトエースノア』とダイハツにOEM供給しているダイハツ『デルタバン』の燃料装置に不具合があったとして運輸大臣に対して届け出た。
運輸省は、ブレーキ性能や衝突安全性などを実車テストする自動車アセスメントを実施している。今回の不具合発見は、この自動車アセスメントの側面衝突試験で発覚した。側面衝突した際、燃料タンクのブリーザパイプ取付部のシール部から燃料が漏れた。運輸省の目の前で不具合が発覚、慌てて改善対策を実施することにした。
対象となるのは1996年10月16日から2000年2月8日までに生産した6万9991台。これらのクルマは全車両、取付部の変形を防止する対策を行ったブリーザパイプと交換する。