コンピュータY2K問題効果、年末年始の渋滞は減少

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日本道路公団(JH)は、年末年始の高速道路の交通状況についてまとめた。昨年12月23日から1月5日までの14日間の全国の高速道路の出入交通量は639万7000台となり、昨年同期比1.2%増だった。首都圏・地方都市の合計12料金所での一日平均の出入交通量は、77万2000台で、前年同期よりも0.9%増となった。コンピューター2000年問題に関連して帰省する人が例年より減少したため、とくに首都圏の出入交通量が減少した。

混雑状況では下り線ではほとんど渋滞が集中した期間は無く、上り線が2日〜3日にかけて渋滞が集中した。期間中に10km以上の渋滞発生回数は139回となり、昨年同期比20回減少、30km以上の渋滞も前年より4回少ない4回だった。また、述べ渋滞時間では841時間となり、昨年同期比123時間減少した。

渋滞のピークが最長だったのは4日の名神高速上り線、一宮インターチェンジを付近を先頭に38.7kmで、所要時間が通常25分で通過するところ1時間40分を要した。

《レスポンス編集部》

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