[ロンドン発]運転中のストレスから起こる暴力事件を「ロードレイジ」呼び、殺人事件に発展するなど、近年イギリスでは問題が深刻化している。
さらに、先日発表されたRAC(ロイヤルオートモービルクラブ)のリポートによると、ロードレイジャー達の攻撃の矛先が、「ローリポップ」と呼ばれる横断歩道で交通整理を行うボランティアに向けられているという。ローリポップは、「ストップ!」を書かれた丸いボードを棒に取り付け、児童が横断歩道を渡る際には大渋滞でも構わず交通の流れを遮断する。これがドライバーの怒りに火をつける。
このリポートが発表されると、イギリス全土でこのボランティアの数が激減。ある地域では、ローリポップにセルフディフェンスのトレーニングを無料で受けさせているそうだ。