(株)タックス本部、インターネット上の車売買情報仲介サービス会社、(株)car24を設立

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中古車販売店のフランチャイズチェーン、(株)タックス本部は、インターネット上で、新車、中古車の売買情報を仲介する(株)カー二四(car24)を設立した。タックス本部が75パーセント、慶応大学大学院藤沢キャンパスの中島洋教授が25パーセントを出資した。

(株)car24は、(株)アスキーECが運営するECサイト“ARCS”内で自動車売買を仲介するサブサイト“ドットcar24”の運営を受託した。car24の商標権は(株)アスキーが所有しているが、この運営委託関係により、新会社がcar24を社名に採用することになった。

また、(株)car24は、ポータルサイト、LYCOSとも提携する。他のポータルサイトとも協力関係を築いていくという。

月間1万3000件以上の見積もり依頼を受け付け、月間250台以上、成約することを目指す。 car24の仕組みに参加するディーラーは、入会時に1度だけ払うシステム契約金、月額のシステム基本料、見込み(引き合い)情報料、成約手数料をcar24に支払う。システム契約金は、30万円だが、会員拡大期間の特別料金として、5台の成約がなってから徴収するという。月額システム基本料金が3万円、見込み情報の提供利用料金が1件あたり2000円(ただし各月5件まで無料)、成約手数料が成約1台あたり1万円となっている。ほかに、販売促進インセンティブであるサービスポイントパックをディーラー側が負担する。

営業目標として、2000年3月期に契約ディーラー数300社、有効見積もり件数2万7000件、成約台数5400台、2001年3月期に契約ディーラー数350社、有効見積もり件数5万8500件、成約台数1万1700台、2002年3月期に契約ディーラー数400社、有効見積もり件数6万7500件、成約台数1万3500台を、掲げている。

(株)car24の代表取締役に就任した平田昭夫氏は、'97年から(株)タックス本部の取締役、情報事業担当を務める。共同出資者の慶応大学の中島洋教授は、97年春から98年夏まで(株)アスキーに在籍し、“ドットcar24”の運営にアドバイスを加えるなどしていた。

(10月末までに取得予定)

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