シカゴオートショーで、フォード北米社長ジェ−ムズ・ペディ−ラ氏が、「我々はキャデラックである必要はない」と発言、波紋を呼んでいる。これはリンカーンブランドの将来に渡る見通しについて語ったもので、リンカーンは言う間でもなく長い間キャデラックのライバル、と位置付けられアメリカの高級車ブランドの2枚看板のひとつだった。
VWフォルクスワーゲンでは『ゴルフGTI』の誕生20周年を記念して、北米で特別バージョンを発表。今年の春から発売を開始する。価格は2万3225ドル。
トヨタピックアップトラック『タンドラ』が、北米でのニーズにこたえてより大きなサイズで登場。その名も「ビッグ・リッグ・ダブルキャブ」。
スバルは北米で『XTクーペ』というスペシャリティを販売していた実績があり(日本名『アルシオーネ』)、「XT」には独特の響きがある。スバルはそのXTを『フォレスター』のターボバージョンとして北米市場に投入。
三菱は2004年モデルとしてリスタイルされた『ランサー・ラリーアート』をシカゴで発表。160HPバージョンのランサーは、パフォーマンスセダンと位置付けられ、「OZラリー」と「エボリューション」との間のニッチマーケットを狙う。
シカゴオートショーで発表されたアバンティ『スチュードベイカーXUV』に、GMが噛み付いた。ハマー『H2』に酷似している、と同社を訴えると発表したのだ。GMの商標権を担当する弁護士、チャールズ・エラーブロック氏によると、「スチュードベイカーのデザインはあまりにH2と似ており、消費者を混乱させる」という。
マーキュリー『モントレー』とフォード『ウィンドスター』は、同じプラットフォームに異なった外観を持つ兄弟ミニバン。モントレーは『ビレッジャー』ミニバンの後継となるモデルで、3万ドルクラスのラグジュアリ−ミニバンマーケットに投入される。
シボレー『マリブ』は2004年発売の4ドアバージョンがデトロイトで紹介され、14日からのシカゴオートショーでは『マリブ・マックス』と名付けられたバージョンが登場する。4ドアと同様にサーブ『9-3』、オペル『ベクトラ』とベースを共有しているが、こちらは5ドアハッチバックだ。
現代(ヒュンダイ)自動車はシカゴオートショーで『HCD-7』セダンコンセプトを発表した。このところ現代自動車はエントリーモデルメーカーからよりアップグレードしたレベルのクルマを発表し続けている。
フォードでは2005年までに20の新しいモデルを発表する計画だが、そのうちの1つ、『クロストレイナー』をシカゴオートショーに出展した。
スバル富士重工業は7日、シカゴオートショーで新型『フォレスター』を発表した。国内向けにも投入するモデルを海外で先に発表するのは、同社としてははじめて。
GMではシカゴオートショーでデビューさせるサターン『スカイ』をメディアに公開。サターンスカイはコンバーチブルのコンセプトモデルだが、市販される可能性がかなり高いクルマである。