日産ディーゼルの仲村巌社長は11日、2007年3月期の見通しを発表し、その中で普通トラックのシェア20%超を目標に掲げた。
日産ディーゼル工業は、ボルボから非常勤の役員を迎え入れる人事を発表した。ボルボが日産ディの筆頭株主となったため。ボルボのヨルマ・ハロネン・エグゼクティブ副社長が日産ディーゼルの非常勤副会長に就任する。
日産ディーゼル工業の仲村巌社長は21日、日産自動車、ボルボとの共同会見で日産とのビジネスについて触れ、「本年度上半期ベースの実績では、年間にして900億円ぐらい、全体の18%にとどまっている」と語った。
ボルボのレイフ・ヨハンソンCEOは21日、日産ディーゼル工業の株式取得に関する記者会見で、今回の狙いについて次のように語った。「日産ディーゼルとボルボグループの製品や地理的事業範囲は補完的関係にあり、協力していく可能性が広がった」
日産自動車は、保有する日産ディーゼル工業の株式約19%のうち、約13%をスウェーデンの大手トラックメーカー、ボルボに売却すると発表した。「春分の日」の祝日にもかかわらず、東京・銀座の日産本社には、大勢の報道陣が詰めかけた。
日産自動車のカルロス・ゴーン社長は21日の日産ディーゼル工業株の売却に関する記者会見で、「ABボルボと日産ディーゼルの協業が円滑に進んだ時、日産は喜んで残りの株式もボルボに売却する」と述べた。
日産自動車は21日、同社が保有する日産ディーゼル工業株式会社の株式19%のうち、13%をボルボ(商用車)に売却すると発表した。日産のカルロス・ゴーン社長とボルボのレイフ・ヨハンソン社長兼CEOは同日、東京で当契約書に調印した。
日産自動車は、保有する日産ディーゼル工業の株式(発行済み株式の約19%)の大半をスウェーデンの大手トラックメーカー、ボルボに売却するという。きょうの日経が1面トップ、朝日も1面準トップで報じている。
日産自動車は、ボルボグループのルノートラックS.A.Sが2007年前半から日産からルノートラックへ小型トラックをOEM(相手先ブランドによる生産)供給することで合意し、基本合意書を締結したと発表した。
日本ボルボは、『FH12』『FM12』の制動装置に不具合があるとして、リコールを届け出た。対象は02年3月から04年9月までに輸入した1049台。
日本ボルボ(商用車)は12日、『FH16』の電気装置に不具合があるとして、リコールを届け出た。対象は95年4月から01年12月までに生産した112台。
日本ボルボ(ヤーン・マグナソン社長、東京都港区)は、新短期排出ガス規制に適合させた大型トラックの新型車『FH/FMシリーズ』を発売した。
ボルボ(商用車)は、未来のトラックのコンセプトモデル『DCV』の実用実験を、スウェーデンで行っている。DCVは、ボルボのバス『B12M』のシャーシーに同じくバス用の運転席を取り付けたトラックで、車高が低いのが特徴。
日本ボルボは、『FH12』『FM12』の電気装置に不具合があるとして、リコールを届け出た。対象は02年3月から04年4月までに輸入した815台。
スウェーデンのボルボは、トラックを生産しているウメア工場のペイント部門を、環境に優しい工場にするための投資を行うと発表した。