11日、F1イギリスGP決勝が開催された。リザルトは1位:アロンソ(ルノー)、2位:M. シューマッハ(フェラーリ)、3位:ライコネン(マクラーレン)。トヨタはトゥルーリが追い上げ11位、R. シューマッハは1周目に不運のリタイア。
タイムの上がらない苦しいレース展開ながら最後まで冷静な走りを見せたルノーのアロンソがまたしても優勝。ルノーのカルロス・ゴーン社長の目前で栄えあるモナコ・ウィナーに名前を刻んだ。
今週末開催されるF1モナコGPで「TF106B」を初投入する予定のトヨタ。チームではBカーの出来に自信を持っている。
ルノー、トヨタ、メルセデス、ホンダ、BMWからなるGPMAが2012年までF1参戦を継続することがほぼ決まった。GPMAはF1の商業権を所有するCVCとの覚書にサインしたことが発表され、これにて分裂の危機はほぼ消滅したかに思われる。
温暖な気候でテスト地としても人気の高いカタルーニャ・サーキット。各チームともにオフシーズンからテストを重ねてきている、データの豊富なサーキットだけに、チームの真の実力が問われるサーキットでもある。
今シーズンまだポイントを獲得できていないトヨタのヤルノ・トゥルーリ。だがヨーロッパラウンドに入り調子は上向き、次は得意のバルセロナとあって本人も期待を高めている。
ポールリカールでテスト中のトヨタが「TF106」のBバージョンをデビューさせた。フロントサスペンションを見直し、空力効率をアップさせたというBバージョン。トゥルーリ「マシンは前途有望」とコメントしている。
フェラーリの聖地マラネロから最も近いサーキットであるイモラ。毎年スタンドは熱狂的なフェラーリファン、ティフォシたちで真っ赤に染められる。ヨーロッパラウンドの開幕戦の地としてもすっかり定着した。
MF1レーシングがテスト兼リザーブドライバーとしてファブリツィオ・デルモンテを獲得したと発表した。イタリア出身25歳のデルモンテは昨年12月ヘレスで行われたテストに参加して確かな評価を得たドライバー。
トヨタを離脱することが決定したテクニカルディレクターのマイク・ガスコインにMF1レーシング(ミッドランド)が興味を持っていることが判明した。トヨタがガスコインをレンタルするかどうか定かではない。
先週ポールリカールで大規模なタイヤテストを実施したトヨタ。充実の内容にチームはポジティブなムードに包まれ、次戦イモラへの自信を深めた模様。
意見の相違により停職と発表されていたトヨタのテクニカル・ディレクター・シャシーのマイク・ガスコインがチームを離脱することが正式に発表された。
先日マイク・ガスコインがトヨタを離脱するのではとの噂が流れたのを受け、トヨタ側がコメントを発表。ガスコインが“停職中”であることを明らかにした。「フォーミュラ1チームの技術的運営方法に関する根本的な意見の違い」。
トヨタのマイク・ガスコインがチーム再編に伴い、トヨタを去る模様だ。ガスコインはエイドリアン・ニューウィーと並ぶ高給エンジニアとして知られる。ルノーの現在の成功を導いた功労者として多額のオファーを受けトヨタに移籍したばかりだった。
アルバートパークでのオースラリアGP(2日)で今季初表彰台に登ったトヨタのラルフ・シューマッハ。予想外の結果に喜ぶと同時にルノー&マクラーレンとの差を痛感したレースとなったようだ。「今日の結果には全員が満足しているよ」