新型車開発テストの聖地、スカンジナビアで今年もウィンターテストシーズンが開幕した。第1発目は、アウディが開発中の電動クロスオーバークーペSUV『Q4 e-tronスポーツバック』だ。
◆ツインモーターは最大出力408hp ◆AC充電の出力を2倍の22kWに引き上げ ◆新デザインのステアリングホイール
15日、富士山麓、あさぎりフードパークにおよそ150台ものEVと非EV(ガソリン車含む)が集結するイベントが開催された。EVオーナーだけでなくガソリン車やHV、PHEV車オーナーも参加できるのが特徴だ。
これまで何度も捉えたアウディの新型電動クロスオーバーSUV『Q4 e-tron』およびクーペ版『Q4 e-tron スポーツバック』プロトタイプだが、スクープサイト「Spyder7」のカメラが、ついにそのコックピットの撮影に成功した。
『e-tron』の名の初出は2009年9月のフランクフルトショー。『R8』風のボディに4つのモーターを載せた「電気のクワトロ」というべきショーモデルだった。
◆RSのラインナップ拡大の本格化を象徴 ◆4ドアのEVスポーツカー「e-tron GT」がベース ◆RSらしい専用デザイン
アウディ(Audi)は10月30日、2020年1~9月の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は、118万7190台。前年同期比は12.5%減と、2年連続で前年実績を下回った。
アウディブランドでは日本市場初となる電気自動車(EV)『e-tron スポーツバック』は、クーペスタイルのミドルサイズSUVとして9月17日に発売。初のEVであるが、前輪、後輪に電動モーターを搭載する電動クワトロを装備するなどアウディらしさも忘れていない。
アウディ(Audi)は10月23日、欧州向けの『e-tron』シリーズに、EVの走行を支援する「e-tronルートプランナー」を搭載した、と発表した。
◆4ドアのEVスポーツカー「e-tron GT」を高性能化 ◆RSのラインナップ拡大の本格化を象徴するモデルに ◆RSならではの専用デザイン
◆バイオリンやギターなどあらゆる楽器をテスト ◆ドライブシステムの働きをリアルに伝える音が目標 ◆刺激的なサウンドを発する「サウンドパッケージ」
◆4ドアのEVスポーツカー ◆コンセプトカーは最大出力590hp ◆コンセプトカーの航続は最大400km
◆EVを評価するうえでパワースペックは重要ではない ◆移動中の心地よさは『A8』に匹敵する ◆クルマづくりがうまいメーカーはエンジンのないクルマもうまい
車両重量2560kgである。だいたい重たい電池を腹の下に抱えるのだから、電気自動車はある程度車重があるのは致し方ない。
アウディが開発を進める新型のミッドサイズ電動クロスオーバーSUV、『Q4 e-tron』とクーペ版『Q4 e-tron スポーツバック』の開発車両を同時にスクープした。