
物流DXに向けた規制のイノベーション
2021年6月、日本政府は2025年度までを計画期間とする新たな総合物流施策大綱を閣議決定した。それから1年、今後の物流が目指すべき方向性として第一に掲げられた「物流DX」は着実に進みつつある。

AIやIoT活用によるサプライチェーン効率化を支援…事業を公募 国交省
国土交通省は6月15日、荷主や輸送事業者が連携計画を策定し、AIやIoTなどの最新技術の導入で、サプライチェーン全体の効率化を図る取り組みを支援すると発表した。

IoT活用、小学生の交通事故を削減---飛び出し抑制できた
村田製作所と金沢大学融合研究域融合科学系交通防災まちづくり研究室は4月4日、IoT技術を活用して小学生の交通事故を削減する技術を開発して実証実験を実施したと発表した。

眠くなると振動するシートカバー、トヨタ紡織が開発…運送事業者向け実証実験開始
トヨタ紡織は、走行中の眠気を抑制するとともに、眠気推定結果や運行前後の利用データを収集・可視化するIoTシートカバーを開発し、運送事業者向けに実証実験を開始した。

ドライブや移動で「Tポイント」が貯まる新サービス開発へ…CCCとGMOが提携
GMOグローバルサインホールディングス、CCCマーケティングおよびTポイントジャパンは3月8日、モビリティマーケティング領域に関する戦略的業務提携に向けた基本合意書を締結した。

IoTセンサーを活用した自動車保険…イーデザイン損保が「&e」を発売
イーデザイン損保は11月18日、最新テクノロジーを活用して契約者に新たな体験を提供する新自動車保険『&e(アンディー)』を発売した。この保険で同社はIoTセンサーとスマートフォンを連携させることで事故低減を目指し、安全運転支援サービスとして提供していく。

スマートドライブ Wi-Fi Hub 提供開始、リアルタイムの温度管理でワクチン輸送にも貢献
スマートドライブは、輸送する荷物の温度管理など各種車載IoTシステムとのリアルタイム連携を実現する「スマートドライブ Wi-Fi Hub」を開発し、提供を開始した。

ソラコム、IoTの活用事例など紹介…モビリティトランスフォーメーション2021
スマートドライブは、6月29・30日に開催する「モビリティトランスフォーメーション 2021」のデイ2(30日)に、IoTプラットフォームを提供するソラコムの登壇が決定したと発表した。

ボタンを押すだけでタクシー配車…高齢者の移動・見守り支援など 実証実験
オートバックスセブンは、2月15日より大分市野津原地区にて、高齢者等の移動・見守り支援とタクシー利用の確保・回復を目的とした「IoTプッシュボタンによるタクシー配車実証実験」を実施する。

AIとIoTを活用して道路の点検を効率化 NTT東日本など提供
ニチレキ、NTT東日本、NTTコムウェアの3社は7月28日、AI(人工知能)、IoTを活用して緊急に修繕する必要がある道路を自動的に見出す技術を開発したと発表した。ニチレキが「スマート路面点検サービス」として8月1日から提供開始する。