1933年12月に設立された自動車製造は、翌年日産自動車と改称して本格的な自動車生産に取り組んだ。そして、横浜の新工場で最初にオフラインしたのがこの『14型』だ(35年4月)。14型には722cc・15馬力の新エンジンが搭載された。ボディのデザインも手がけた富谷龍一氏による美しい兎のマスコットが特徴である。
ダットサンのルーツは大正3年に快進社が最初の自動車『DAT』を製造したときにまで遡る(DATは3人の出資者のイニシャル)。その後、小型車が誕生したとき、DATの息子という意味で「DATSON」と命名したところ、「SON」は「損」に通じるとして、『DATSUN』に改められ昭和7年に発売された。
11日、横浜市の赤レンガ倉庫前にて日産モータースポーツのイベント「NISSAN MOTORSPORTS EXHIBITION 2006」が開催された。会場では、スカイラインやダットサンなどの歴代の名車から伝説を残したレーシングカーなどを展示、また実際にレーシングカーを現役ドライバーがデモ走行する「レーシングカー・デモ走行」が行われた。
ダットサン1000の流れを汲むファミリーカーがブルーバードである。1959年夏に登場した初代『310型』は1リッターと1.2リッターの4気筒OHVを積む。
日産自動車は、2月16日から3月1日まで、日産本社ギャラリーと日産銀座ギャラリーで、NISSAN STYLE WEEK「The Story Classic Cars」を開催する。
産され消費されるクルマ。そんな時代の中、1台のクルマを30年以上の長期間乗り続けているオーナーを捜し、それらの記録をまとめた。昭和30年〜45年の国産乗用車のレポートをピックアップ。トヨペット、ダットサン、スバルなど日本の高度経済成長を支えた、あのころの懐かしいクルマたちが当時の姿でさまざまなことを語りかけてくる。